療育の様子

12月の療育の様子より

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<楽しい時間を過ごすこと>
さくらんぼ園では、運動遊び、小集団遊び、机上課題遊びなどを通じて、見通しをもって意欲的に活動できるよう環境などを工夫しています。こどもたちは遊びを通して、さまざまなことを学びます。練習や訓練ではなくのびのびと十分に体を動かして、「楽しい」と思うことで、充実感や達成感を得て、次第に動きのバリエーションを身につけていくのです。

 


手の動きの基礎を育てるために、手のひらを使うことを大事にしています。

 


体にグッと力を入れて、少しがんばれば登りきることができる安全マットの山登りは、程よいチャレンジと言えるので、こどもたちは飽きずに繰り返し挑戦していました。

 

 


「始め」「終わり」「次」などの見通しをもたせるために、写真と文字で次の部屋の場所を伝えます。

 

 


こどもが「うれしい」と感じられる背景に、「安心感」が欠かせません。その上で指導員が両手を向けると、手のひらを合わせるようにタッチをしています。指導員はタッチする瞬間に「タッチ!」とことばをかけます。動作とことばが結びつくように心掛けています。

 

 


パネルシアターを着席して見ています。知っている物が出てくると、指差しで知らせることができました。何度も繰り返すことで人や物との関わりをさらに深めていきます。

 

 

 

いろいろな遊びの場面で、目で見て手で操作する経験ができるようにしています。指導員が色や形、大きさの違うビーズを並べて見せると、同じように規則正しく並べることができました。大きさや色、形などの特徴に気付き、興味をもつということは、数を数える基礎になる力と言えます。片付けも笑顔でバッチリできました。

 

 

 

ひらがなが読めるようになったので「好きな絵と文字マッチング」に挑戦しました。文字シールの中から、自分で「ね」「こ」を選んで、文字の向きも考えながら貼ることができました。

 

 

 

右手に色鉛筆を持って、左手で紙を押さえて、丁寧に色を塗っています。鉛筆の正しい持ち方を習得し、非利き手も役割を果たしています。やればやるほど少しずつ上達しこどもの成功体験や自信につながります。目で見て手で操作する経験が、楽しみながらできるようこどもに合わせて教材を用意しています。

 

 

 

 

<待つこと>
海の生き物のお腹を押すとピカピカ光るおもちゃで遊びながら、着席したまま指導員のことを待つことができました。待っている間に、光るおもちゃの個数も数えていました。こどもに合った環境の工夫や支援方法は、ひとりひとり違います。好きな感覚や感触、目で見て心地よいものなど、興味関心の幅を広げられるよう隙間時間も大切にして療育をすすめています。

 

 

指で回転力を与えるとクルクル回る『ハンドスピナー』も、コンパクトサイズなので、待ち時間に使えるアイテム候補です。

 

 

<スティックのり>
塗ると青色、乾けば無色になるのりを使っています。のりを塗った部分は青く色づき、塗ったところがわかりやすいです。

 

 

 

 

 

<三角軸の太いえんぴつ>
親指、人差し指、中指の三本で自然に握れる太めの三角軸のえんぴつを使いました。迷路のプリントを完成できました。

 

 

<補助バネ付きはさみ>
チョッキンと切ると、黄色い補助ばねの力で、刃先が開きます。このばねが、開く力をサポートするため、簡単に切ることができ、こどもたちの意欲にもつながります。

 

その子に応じて、持ちやすい物や操作しやすい道具を用意しています。切ったり貼ったり描いたり作ったり等、「できた!」「楽しい♪」という気持ちが感じられることを大切にしています。

 

 

家事などの生活動作には、料理や掃除など、自分の体を動かす場面が、たくさんあります。卵を割ってかきまぜる、カーテンの開け閉め、玄関の靴をそろえる、郵便物を運ぶ、ごみを拾ったりごみ箱に入れたり、食後の食器運び、テーブルをふく、お箸並べ、洗濯機のスイッチを入れる、洗濯物(タオルなど)をたたむ、雑巾がけなどのような簡単なお手伝いをこどもに経験させることで、大人から褒められる機会が生まれます。可能な範囲で、簡単な家事のお手伝いをするということは、自立していくという観点からも大きな意味があると言えます。

 

 

 

 

 

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